「緑の羽根はなんでみどりなん?」?という、息子の質問から、緑の羽根募金について調べました。
すると…なんと!その他の色の羽の募金があったんです!
簡単にご紹介します。
赤いはね共同募金…助けを必要とする人たちのために(共同募金会)
活動内容
「社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。」
赤い羽根共同募金ホームページより
緑の募金…森林づくりの活動に(国土緑化推進機構)
活動内容
企業、地域、学校、職場から善意の寄付を募り、森林ボランティアやNPOなどを通じて国内外の森林づくりや人づくりをはじめとした様々な取り組みを行っています。
緑の募金ホームページより
青いはね募金…海の事故をふせぐ活動に(日本水難救済会)
活動内容
公益社団法人 日本水難救済会(マリン・レスキュー・ジャパン)は、沿岸海域で遭難した人や船の救助に馳せ参じる民間ボランティア救助員を支援するとともに、遥か洋上の傷病船員等に対する救急医療事業を運営する団体です。
日本水難救済会ホームページより
海のはね募金(水色)…水難遺児の支援に(漁船海難遺児育英会)
活動内容
漁船海難遺児育英会は、漁業従事中に海難等の事故で、死亡・行方不明になられた方々の遺された子供さんが、将来社会に役立つ人材に成長してくれることを願い、学資の給与、奨学金の貸与等の育英事業を通じて励ますことを目的としている公益財団法人であります。
漁船海難遺児育英会ホームページより
黄色い羽根募金…腎臓移植の支援に(日本黄色い羽根協会)
こちらのNPOはホームページが見当たらなかったので、内閣府のNPOポータルサイトのページを貼っておきます。日本黄色い羽根協会
活動内容
臓器不全に苦しむ患者に対して、移植医療と人工臓器医療の発展、啓発、普及に関する事業を行い、患者の自立と社会復帰に寄与することを目的とする。
内閣府NPOポータルサイト内、日本黄色い羽根協会ページより
また、各都道府県で財団法人があり法人ごとに活動されてるようで、何県かのホームーページで「きいろい羽根募金」の活動について案内がありましたので載せておきます。
また交通安全に関して、黄色い羽根を使う場合もあるようです。
岩手県ホームページ トップページ › くらし・環境 › 安全・安心 › 交通安全 › 交通安全情報 › 『黄色い羽根』運動の由来 と進んでいただくと運動の由来が書かれています。
白いはね募金…青少年赤十字の活動に(日本赤十字社)
1950年〜1958年まで、日本赤十字の募金活動を街頭で行っていたようです。その際、赤い羽根共同募金と合同で行っていた時があり、区別するためか白い羽根募金となったようです。現在でも白い羽根募金として活動している場合もあるようですが、白い羽根は作られていないようです。
赤い羽根は赤十字の募金と間違えている方も多いようですが、共同募金です。
※日本赤十字社はリンクがNGです。また赤い十字マークも無断で利用すると罰せられるなど厳しい決まりがあります。それだけ組織がしっかりしていて、悪用されにくい仕組みを作っているようです。
黒い羽根募金…炭坑失業者生活助け合い運動 ※現在は行われていません
黒い羽根運動(くろいはね うんどう)は、1959年から翌1960年にかけて行われた炭鉱失業者生活助け合い運動の名称である。なお黒い羽根は赤い羽根共同募金の赤い羽根を石炭の黒に置き換えたものである
ウィキペディア「黒い羽根運動」より
まとめ
私の住んでる地域では、学校で緑の羽根が配られるのみで、募金活動は行っていません。また、学校でも募金活動についての説明はなかったようです。今回、息子の素朴な疑問を調べてみることによって、新たな発見がたくさんありました。息子にも伝えたいと思います。また、これらの募金活動は強化月間はありますが、いつでも寄付は受け付けていますので、興味を持った方はホームページから確認してみてください。
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