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子育て

今でもこどもに言ってしまう迷信…こんな伝え方をしてみたらどうでしょう?

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昔から伝わる「迷信」。平成も終わろうとしている今でも、ついついこどもに言ってしまいますよね…「迷信」は、昔の人がこどもの”しつけ”の為に伝えて来たと言われてます。なぜそう言われるようになったのか、本当かなど、今でもこどもに言ってしまう「迷信」のあれこれを、まとめてました。こどもを脅してしつけるやり方は、あまり好きではないので、こどもと、昔の暮らしを振り返る事ができるような物を選んでみました!

<目次>
  1. 夜に口笛を吹くと蛇が出る
  2. 夜につめを切ると親の死に目に会えなくなる
  3. 霊柩車が前を通るときは、親指をかくす
  4. 雷にへそをとられる
  5. ごはんにおはしを突き刺してはいけない
  6. ミミズにおしっこをかけると、おちんちんが腫れる
  7. 雛人形をしまうのが遅くなると、お嫁にいくのが遅くなる
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1.夜に口笛を吹くと蛇が出る
昔は、電気がなく夜は暗闇だったため、泥棒や人買いなどが合図のために口笛を使ったと言われています。そのため、「夜に口笛を吹くと人買いにさらわれるよ!」という事を、こどもが怖がる蛇に例えた説が、有力です。また、実際に口笛の音を蛇が聞き、小鳥などと間違えて寄ってくるという説もあります。どちらにしても、現代の都会では、関係のないことなので夜に口笛は大丈夫だとこどもに伝えてあげるといいでしょう。ただし、ご近所の中には迷信を信用して、夜に口笛なんて不謹慎!と思う方もいるかもしれませんし、深夜に口笛も近所迷惑です。ご近所への配慮は必要なので、「蛇が出るよ」ではなく、「こんな迷信があって、嫌がる人もいる。」「そもそも近所迷惑」をお話しするといいですね。
 
2.夜につめを切ると親の死に目に会えなくなる
こちらも、昔は爪切りやはさみがなく、小刀で爪を切っていたため、暗がりの夜に爪を切るとケガをしやすくなります。そのケガのまま農作業をして、破傷風などになり、親より先になくなってしまう。という説が有力です。また。「夜に爪を切る」→「夜爪」→「よつめ」→「世詰め」(早死にする)という意味から、親より先に死ぬという説もあります。現代では、日中の忙しい時に、ゆっくりこどもの爪を切っている時間はありません。忙しさで、伸びっぱなしの方が、ケガをしやすくなります。昼夜関係なく、ゆったりした時間に、昔は大変だったんだね…と話をしながら、切ってあげればよいのではないでしょうか。また切った爪も、「自分の指を守ってくれてありがとう!」と、感謝の気持ちで捨てると、また丈夫な爪が生えてきそうですね!
 
3.霊柩車が前を通るときは、親指をかくす
 親指をかくさないと、親の死に目に会えない(親より先に死ぬ)、親が死ぬ、など聞いた覚えがあります。半信半疑で、親指をかくしていた記憶があります…。
霊柩車は大正時代から走っていたそうですが、その前は、人が棺(ひつぎ)を担いだり、大八車にのせてひいていたようです。なので、霊柩車が出る前の言い伝えは、「葬列」を見たら、親指をかくすというものだったようです。まだ火葬していない死者は成仏していないので、その魂が、親指から入って自分にのりうつる。悪い念が親指から入る。と、思われていたようです。また、親指から邪念が入るというのも、古くから霊媒師などが言い伝えてきたことなので、あながち迷信と片付けられない気がしますが、指の中でも、一番大事な指(使えないと作業などがしづらい)として、大事にしてきたのではと思います。ですので、科学的根拠のない話なので、こどもには、昔は死んだ人の霊が入ると思われていた事を話し、今は大丈夫と教えてあげればよいと思います。ただ、実際にどなたかは亡くなっているのですから、心の中で、手をあわせてあげられると、いいですね。
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4.雷にへそをとられる
雷といえば、夏の夕立の時に鳴ることが多いのではないでしょうか。
雷が鳴り、雨が降り、その後夕立が収まると、一気に涼しくなります。その時におなかを出して(おへそを出して)寝ていると、おなかをこわすので、「ちゃんとかくしておこうね。」という、しつけのためと思われます 。おへそはとられませんが、現代では、冷房かけたらおへそがなくなる!といったところでしょうか…怖がらす必要はありませんが、おへそとりごっこ(くすぐりあいっこ)をしたり、楽しく伝わればいいですね。もちろん屋外にいる場合は、速やかに建物に避難してください。
また、かみなりに関する絵本はたくさんあります。こちらのへそとりごんべえは、せんぬきの様な物で、おへそを取ってしまうおはなしです。


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5.ごはんにおはしを突き刺してはいけない
 仏壇にお供えするごはんには、お茶碗にごはんが山盛りよそってあって、そこにおはしが突き刺してあります。今は、仏壇が自宅にある家も少ないので実際に見たことはないかもしれません。ですが、おはしを刺してはいけないと良く言われます。これは、死んだ人にお供えするときに行う物なので、自分にそれをされたら、死んでくれと言われてる気がして、いい気はしませんよね。なので、食事のマナーとしては、しないほうがいいと思います。ただ、これは日本だけの風習の様なので、外国の方は気にされないかと思います。また、平安時代などは、まだお米は貴重なもので、おかゆや雑炊程度にしか食べれないものでした。なのでご飯やおこわなどは、ごちそうであって、おはしが突き刺せるほどのごちそうですよと、あらわしていたそうです。それが神事や仏事でも行うようになり、お供えする時のみの風習となったようです。また、「あの世とこの世の橋渡し」の意味もあり、死んだものは生まれ変わってこの世に帰るという意味もあるようです。
ただ、「お行儀が悪い」だけでなく、そんな話をしながら、食事をするのもいいかもしれないですね。
6.ミミズにおしっこをかけるとおちんちんが腫れる
この迷信は、どうやら半分は本当のようです。ミミズといっても種類は色々ですので、一部のミミズは、自分の身を守るために、体液を噴射するらしく、その液がおちんちんを腫らす原因になるようです。実際に経験された方もいるようなので、注意が必要です。ただ、どんな生き物も、おしっこをかけるよな行為をするのはよくないと思います。ミミズは昔から畑を耕すいい虫として、大事にされてきました。ミミズを大事にするというしつけの意味でも、このい迷信が存在したんでしょうね。ちなみに、アマガエルの体液にも毒性があり、そのまま目を触ったりすると、良くないといわれています。粘液を持っている虫達は、身を守っている場合が多いので、触ったら手洗いさせましょう。怖がらす必要はないですが、生き物を触ったら、手洗いはしたほうが無難です。
 
7.雛人形をしまうのが遅くなるとお嫁に行くのが遅くなる
もともと、雛人形は、自分の身代わりで厄(やく)をはらってくれる「身代わり人形」です。流し雛などは、川に流すことで厄をはらってくれます。 これを踏まえて、まず1つは、「厄除けしてくれた人形は、早くしまう方がいい」という説。2つ目は、「きちんと片付けできないような娘は、嫁にもらって貰えない。」(嫁に行く、もらうという考えも。現代では古い考えですが、昔の話なのであえて使います。)雛人形を出すのも片付けるのも、重労働だし、やり方をまちがえると、人形にカビが生えたりといためてしまう原因にもなります。お片づけをきちんとしなさいというしつけの一環だと思われます。3つ目は「早く出して、早く片付く」を、雛人形と嫁に掛け、娘に早く嫁に行って、親を安心させて欲しいという暗示があったのではないでしょうか。現代では、いつまででもそばにいて欲しい…と、わざと片づけを遅くする…という話もききます。どちらも親心ですが、娘側としては、自分の好きにさせてくれといった所でしょうか…。
ちなみに、地域によって違いますが、飾るのは立春(節分の翌日)が過ぎてからだそうです。片付けに関しては、3月3日はひな祭り当日ですが、前後は「宵節句」「送り節句」といって3日間あるお祭りなのでそれ以降がよいでしょう。また、3月6日頃の啓蟄の日(二十四節気のひとつ)に片付けるのがよいとされているので、3月6日以降に片付けるのがよさそうです。さらに、地域によっては旧暦の4月3日をひな祭りとする地域もあるようなので、そこまで飾っておくのもいいかもしれません。しかし、湿気が大敵なので、梅雨が始まるまでにできるだけ早く、しかも、天気のいい日に、しまうのがベストですね。
 
まとめ
迷信のあれこれ、こどもに伝えるならを前提に、まとめてみました。親の考え方や、地域によって差があるとは思いますが、不必要に怖がらせるものでなく、楽しく話ができればいいですね。
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