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健康

おなかの調子が悪い人で、パンをよく食べる人は、「グルテン過敏症」の可能性が…!?

投稿日:2017年10月20日 更新日:

パン工場の見学で、たくさんパンを食べ、翌日、今までにないお腹の不調に悩まされ、いろいろ調べたところ、「グルテン過敏症」たるものを知ることとなった…

その経緯と、内容をまとめてみたので、心当たりのある方は、じっくり読んでほしいです。また、普段からパンをこどもによく食べさせているご家庭も必見です!

 

先日、とあるパン工場に見学に行きました。
パン好きな私としては、見学よりも、試食がお楽しみだったのですが、
案の定、焼き立てパンの試食、製品のいろんな種類の試食、
工場にまつわるたくさんのお話、そして、食パン(1.5斤)と、
そうめんのお土産付きで、大満足でかえってきました!

 

…が、しかし…悲劇は翌日に起こりました…

朝ごはんにも、いただいた食パンをトーストし、おいしくいただきました。
出勤前に時間があったので、のんびりと新聞みたり、メールチェックなどをしていると、なんだかお腹がグルグルといいだしました…とりあえず、トイレに入ってみるものの、下痢ではなく通常便…。でもだんだん、気分も悪くなり、軽い吐き気もしだしたのですが、「食べ過ぎたかな…」ぐらいにしか思わず、何とか出勤。しかし、やはり嘔吐…早退させてもらい家で布団に入ってました。寝たら直るかと思いきや、夕方になっても、おなかのグルグルはおさまらず、おならとゲップがよく出ます。吐き気もありますが、何も食べなければ、収まっていました。食べ過ぎや、胃腸カゼにしては、このグルグルは何なんだ?しかも、胃の下あたりで、おなかこわしたときのグルグルとは少し違う…気になったので調べてみたら「グルテン過敏症」という症状に出くわしました…。初めて聞く症状…しかし…これは…なんと恐ろしい!と思ったので、まとめてみました。

尚、実際に病院に行ったわけではないので、私が本当にそうかはわかりませんが、今回は「グルテン過敏症」について紹介します。

 

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グルテン過敏症とは?

パンに使われている小麦には、グルテンというたんぱく質が含まれています。このグルテンのおかげで、パンがふっくらしたり、麺がもちもちになったりするわけです。ですが、このグルテンにアレルギー反応を起こすのが、グルテン過敏症です。
小麦アレルギーは、小麦自体に反応し、検査方法も身近にありますが、グルテン過敏症は、まだ、それほど浸透していないのと、検査方法が確立されていないために、見つけにくいようです。

グルテン過敏症の症状は?

症状には、軽いものから重いものまで様々です。あてはまるものが多数あれば、疑ってみてください。

  1. 下痢や便秘、食後の膨満感などの消化器系の不調。
  2. 頭痛、偏頭痛、めまいなどの症状。
  3. 気分にムラが出る。(鬱病のような症状)
  4. 集中力の低下。
  5. 毛孔性苔癬症(もうこうせんたいせんしょう)、毛孔性角化症(毛孔専角化症)といわれるブツブツが、腕や背中に出る。
  6. 口内炎、口角炎が出る。
  7. ひざや腰などの、関節の痛み。

これらの症状を見て、普通に診察すれば、過敏性腸症候群や、糖尿病と診断されたり、ただ症状を抑える薬が出されて終わったり、鬱病と診断されてしまったりしそうですよね…これらの原因にグルテンがかかわってるかもしれないって、私も知りませんでした…。
特に、2.や3.の症状は、精神面の影響なので、本人も自覚しにくいと思います。

なぜ昔から食べてるはずなのに、アレルギーを起こすのか?

そもそも、日本人がなりやすいならまだしも、小麦が主食の欧米人の方が、グルテン過敏症の人が多いようですが、昔から食べているはずなのにどうしてなのか…疑問に思いました。すると恐ろしい事実を知ってしまいました…。

 

それは、「品種改良」によるもの。

 

一度に良質の麦が採れるよう、品種改良した結果、グルテン豊富でたくさんの小麦が採れるようになり、値段も下がり安定して世界に供給できているのはいいことだけれども、それと引き換えに、強い毒性を持ったグルテンが生まれていたようなのです。しかも、1980年ごろまで、改良が行われていたそうなので、つい最近のような気もします。
遺伝子組み換え食品などには抵抗がありますが、それ以前に品種改良されたものに、毒性があったとは驚きです…。しかも、こんなことを大々的に知られてしまうと小麦業界が大ダメージになるばかりか、主食である麦の株の暴落などがあれば市場が大混乱することは、誰でもわかります。なので、あまり知られていない事実なのかもしれません…。あくまで、私の推測ですが…。

ではどうすれば治せるの?

これは、グルテンの完全除去しかないようです…。いわゆる、"グルテンフリー"
と言われている食事です。
要するに…麦を使った食べ物を一切禁止するわけです。
3週間ほどグルテンフリーを行って、その後また、摂取した際に、体調に変化があれば、やはりグルテン過敏症だという判断のようです。
しかし…つらいですよね… もともと、グルテンには強い中毒性があり、摂取しないと欲しくなる現象が起きるらしいので、パンが好き、麺が好きというのは、グルテンによる作用だったのかもしれませんが、パンや麺、ましてやビールも我慢するなんて…
しかし…自分の健康のためなら、挑戦してみましょう!私もいきなりは無理かもしれませんが、(大量の小麦製品の備蓄が…)できるだけ控えてみます。もちろん、食べたい欲求を抑える効果もあるらしいので、ダイエットにもなりますし、糖質制限にもつながります。年々体は衰えます。いつまでも若々しくいるためには何かを変えないといけないのかもしれません。

グルテンにフリーって、何食べればいい?

いきなり、麦はNGと、言われたらご飯しか思いつきませんが、米粉や米粉の麺(フォーやビーフン)、十割そばなどは大丈夫です。調味料も、麦を使っているものも多いですが、徐々に変えていきましょう。
また、大手のレシピサイトクックパットなどでも、「グルテンフリー」で検索で、いろいろ出てきますので、試してみてください!

 

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最後に…

たまたまの体調不良から、とんでもない事を知ってしまいましたが、何かの気づきととらえて、この先、健康に気を付けていきたいと思います。また、子どもたちにもパンや麺をたくさん与えていたので、気をつけたいと思います。今の世の中、こども達に完全にグルテンフリーは難しい(給食もあるし)と思いますが、こどもにも説明しバランスをとっていこうと思います。

 

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