こどもの視力が落ちていると、学校で診断されたら、親としてはショックですよね…。その時に、視力低下について調べる前に、聞いてほしいこととして、こちらにまとめました。
では、いざ、メガネを作ろうと思った時、「どう選べばいいのか?」と、「学校での過ごし方」について、まとめました。
視力低下といっても、原因は様々です。まだ、眼で物を見る力が未発達なこどもの場合、ピントの調節が一時的にできないのか、常にできないのか、何か他の病気や発達に支障があるのかなどは、医師に判断してもらいましょう。痛みがあるわけではない場合、なかなか病院に行くのが遅れがちですが、早く適切な治療をすることで、改善する場合もありますので、できるだけ早く受診させてあげてください。
そこで、メガネが必要と判断されたら、どのようなメガネがいいのかを確認してください。
大きく分けて2つです。
○近いメガネ屋さん
こどもの場合、メガネをすぐ壊すことは大いに考えられます。また、視力がさらに落ちると、レンズを交換してもらわないといけません。すぐに新しいものを用意するためにも、近いに越したことはないです。ちなみに、私の次男は、学校にかけていった2日目に壊して帰ってきました…。
○値段の手ごろなもの、無料交換などの保証があるメガネ屋さん
上記でもお伝えしたように、すぐ壊すことが多いです。なので、安いに越したことはありません。また、○ヶ月保証などがあれば、無償で交換してくれる所もあります。私は眼科でも「高価なものでなくていいですよ」と、アドバイスをいただきました。もちろん、いい加減な合わせ方をするような所はいけませんが、何万円もするものは、必要ないでしょう。正し、症状によっては、特殊なメガネが必要かもしれませんので、その際は眼科医の指示に従ってください。
どうしても親は、自分の好みや、無難なものを選びがちですが、メガネをかけるだけでもストレスなので、せめて自分の好みのメガネを選ばせてあげてください。正し、その場合は高価なメガネを選ぶかもしれませんので、来店するお店のメガネの相場は確認しておくといいかもしれません。また、私のこどものクラスでは、同じ店舗で購入している子が多いので、同じメガネの友達がいたりします。同じ物がうれしい性格か、違う物を好むのかによって、店舗を考えるのも手です。また、周りの友達が、どのメガネ屋さんに行ってるのか、リサーチするのもいいかもしれませんね。
大きく分けて二つです。授業中だけかけるのか、ずっとかけておくのか。
これは、本人の視力低下の具合にもよりますので、まずはお医者さんに相談し、どちらでもいい場合は、本人と相談して決めてください。
○授業中だけかける
まだ、「メガネの自分が恥ずかしい」、「かけてることに違和感がある」場合、かけたほうがいいことはわかっていても、抵抗があるものです。せめて授業中だけかけるところからはじめましょう。特に、高学年からメガネをかけ始める場合、抵抗があると思います。メガネの扱いも上手に出来ると思うので、こちらの方法でもいいと思います。
この方法の場合、メガネケースが必需品です。自宅用、学校用と2つあると、忘れることもありません。また、なくしたり無くしたりしてもすぐに買いに行かなくていいので助かります。先ほども述べたように、お友達とメガネ屋さんが同じだと、ケースも同じ場合が多いので、名前を書いたり、ステッカーを貼るなどしておきましょう。
またこの方法は、メガネの管理を自分で行うことになります。普段から筆箱の中身がぐちゃぐちゃなタイプの子の場合、向かないかもしれません。初めにきっちり相談して、「体育の時はどうする?移動教室の時はどうする?」など、シュミレーションしておくといいですね。
○常にかけておく場合
こちらは、まだ、自分の容姿に対して抵抗の少ない、低学年には有効かもしれません。(低学年からメガネが必要な場合、常に着用が望ましい場合も多いです。)まだ、学校生活も不慣れな中、メガネの管理もしなくてはいけないのは、さらに負担がかかります。
授業中だけかける場合に比べて、出し入れの回数は減りますが、体育の授業や、身体検査などの時は、やはりケースがあったほうが安全です。同じく、シュミレーションしておいてあげるといいですね。
○どちらにしても担任の先生にお願いする
いくらこどもがしっかりしていても、ハプニングはつきものです。いざという時、学校では担任の先生が頼りです。連絡帳や電話などで、メガネの扱い方について、事前にお伝えしておきましょう。また、不安な事があれば、遠慮なく相談してみましょう。学校でのメガネの利用は、珍しいことではないので、先生のほうが慣れている場合もあります。親が思うほど大変なことではないかもしれません。
○メガネは壊れるもの
いくらおとなしい子でも、不慮の事故で、メガネは壊れます。普段から家庭でも、どう扱えばいいのか、気を付けないといけないのかは、教えてあげてください。本人もケガをしますし、相手にもケガをさせてしまいます。
しかし、どんなに気を付けていても壊れるものです。「壊してはいけない」と、教えると、壊してしまったときに、ウソをついたり、隠したり、パニックになったりします。「壊れる事もある」事を前提に、もし、壊れたらどうしたらいいかも、伝えてあげてください。私の場合は「ケガがないか確認する。壊れた部品でさらにケガしそうな状態でないか確認する。大人の人に伝える。もしくは、呼んでもらう。」このようなことを、伝えてあります。こどもの環境に合わせて、親子で考えてみてください。
活発なこどもはもちろん、おとなしいタイプのこどもでも、ぶつかられたりすることもあります。メガネが落ちないように、後頭部でメガネの柄の部分をとめておくバンドをしておくと安心です。
慣れないと違和感があるので、はじめから付けるのがおすすめです。
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スポーツを行う時でも、メガネが必要な場合は、ゴーグルタイプがおすすめです。値段は高価ですが、本気で取り組んでいるスポーツがある場合、視力は重要です。特に、球技、ぶつかることの多いコンタクトスポーツ、仲間の表情を読み取ることが必要な団体競技などで必要だと思われます。ぜひ、利用してみてください。メリットは、「ずれない、割れにくい」。デメリットは、「高価、そもそも、取り扱っている店が少ない、作成、レンズ交換や修理に時間がかかる」。といったところでしょうか。メーカーやモデルによって、形や大きさも様々なので、いろいろなタイプを試着するのがおすすめですが、それだけ種類をそろえているところは少ないです。ネットで調べたり、他の選手で使用してる人に聞いてみましょう。
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こちらでも述べましたが、こどもの祖力低下は、あなたのせいではありません。でも、少しでも不安なく、障害なく、トラブルなく過ごしてほしいと思うのが親ごころです。そんな気持ちに少しでも役に立てたら幸いです。
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