こちらの記事は2017年10月に書いたものです。最後に、2018年11月に追記しています。
なんだか、うちのマンション(大阪市内)にカメムシくんが、いっぱいいるんです…
今までは、1年に2~3匹しか見た事なかったのに今年は、毎日廊下にいらっしゃいます…(^^ゞ
綺麗な黄緑色のヤツです…(アオクサカメムシ)
そこで、気になったのが
「カメムシが大量発生した年は大雪になる」ってのは本当なのか?
調べてみました!
……ところが……
学術的に資料があるはず!って思ってたんですが…
意外と無いようで…はっきりした答えは見つかりませんでした。
というのも、理由は2つ考えられます。
1つ目は…
カメムシが多いから、調べようと思った年に雪があまり降らなかったら、「なんだ…ただの迷信か…」で、終わっちゃいますよね…
毎年、調べる価値なし!って、なっちゃいますよね…
実際は、降る年もあれば、降らない年もある…ってことらしいです。
もう1つの理由
どんな業界でも、共通しますがみんなが欲しがる情報については調べられやすいです。カメムシは畑の作物を食べる害虫です。農家の方にとっては、害虫対策は死活問題です。なので、カメムシ大量発生の予報はあるようです。多くなるかも…とわかっているほうが、早めに対策が出来るというものです。
しかし、雪は予想したところで、多かれ少なかれ降ります。積雪地帯は、予報に関係なく必ず対策が必要です。自然の力に負けないためにもきちんと対策しないと、孤立したり、死んでしまったりします。正直、カメムシを、あてにしてる場合ではないんです…なので学術的に調べてる場合ではないのかもしれません。(私が見つけられていないだけで、調べてる研究者はいらっしゃるのかもしれません。)
ちなみに…なぜ増えるのかについては
特に、スギやヒノキを食べるカメムシいるらしく花粉予想などで「花粉が多い」と出た年はカメムシも多いそうです。花粉症とカメムシ…聞いただけで、花がムズムズしますが…。
「カメムシが大量発生した年は大雪になる」
は、必ずしもそうでないというのが答えです。
では、なぜそんな迷信が生まれたのか考えてみます。
私の意見ですが、暖冬→厳冬→暖冬→厳冬が、繰り返されるものとして考えると、植物が豊かに実った暖冬は、カメムシが多く育つ…→次は厳冬が来るはずだから、多く雪が降るだろう…と、順番に考えるのも無理はないかなと……もう一つ、暖冬だと、冬を越すカメムシにとって生き延びやすい環境であるため、春夏と多く増える…→次は厳冬が来るはずだから、多く雪が降るだろう…と、予想したのではないでしょうか?
いかがでしょうか?
根拠はないにしても、自然の摂理を自然の中から見いだす人間の知恵って、面白いですね!
ちなみに、うちのマンションに現れるカメムシくんたちは、おそらく寒いからと、台風の影響で隠れ家から追い出されたので、マンションに来てるのではないでしょうか。
今年の秋は早く来たからね…雪も降ってほしいなぁ…( *´艸`)
今回、この記事を書くにあたって面白いサイトを見つけたのでご紹介します。
カメムシについていろいろ書いてらっしゃいます。(*^_^*)
ついでに、カメムシ退治にはガムテープがおすすめです!
ピッと貼り付けて、くるっとまいて、ゴミ箱へさようなら…(;^ω^)
どうしてもゴミ箱行きに抵抗があるなら、紙ですくって、お外へポイ!
(これだとまた、おうちに戻ってきちゃうけどね。)
こども達には、手で触らないようには伝えてますが、「いっぺん触ってみたら?」
って、おすすめしてます。でも、ヘタレな息子たちは、触りません…。
2018年11月追記
カメムシの大量発生と大雪は関係ないという結論にいたった2017年…しかし、その冬は見事に大雪でした!
さて、2018年は9月までマンションで見かけていましたが、台風21号以来、マンション内でカメムシ君をお見かけしなくなりました…おそらく飛ばされてしまったのかも…(T_T)
今年の雪の状況はいかに!?また、来年追記したいと思います!
[…] カメムシが大量発生すると大雪が降るってホント? […]