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スキー・スノーボード

こどもスキーヘルメットの必要性&メガネっ子も大丈夫!オススメの一品はこれだ!!

投稿日:2018年1月27日 更新日:

最近のゲレンデでのヘルメット使用率があがってきたように感じますが、まだまだ、欧米に比べると日本ではかぶっていない人のほうが多いです。特にこどもには安全にスキー、スノーボードを楽しむためにも、かぶったほうが良さそうには思いますよね…こどものスキーヘルメットのオススメの一品を見つけたので、必要性と共に、ご紹介します!

<目次>

1.スキーヘルメットの必要性

2.スキーヘルメットのメリット&デメリットと、デメリット解消法

3.こどもにヘルメットをかぶってもらう有効手段 2つ

4.ヘルメットを選ぶ時のポイント

5.オススメの一品!

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1.スキーヘルメットの必要性

スキー・スノーボードは自転車やバイクと同じで、スピードが出るスポーツです。操作を誤ればもちろん転倒し、事故につながります。もちろん、他人の転倒に巻き込まれることもあるでしょう。特にこどもは視野が狭く、スピードに対しての恐怖心が少ない場合が多いので、暴走しやすく危険です。初心者の場合コントロールも難しく、リフトの支柱や立ち木にぶつかる事もあるでしょう。その際に頭を守ることで死亡事故や後遺症が残る事故を最小限に防ぐことができます。欧米のゲレンデは氷河や、岩山にあることが多く、雪質もアイスバーンで硬いので、転倒すると危険なことは身をもって感じることでしょう。ヘルメットの着用率も80%以上だそうです。それに比べて日本のゲレンデは雪質が柔らかく、転んでも痛くない場合があり転倒しても大丈夫な感じがしてしまいます。ですが、森林を切り開いて作るゲレンデはコースが狭く、人や木、人工物などにぶつかりやすい環境です。また、天候や場所によってはアイスバーンもたくさん発生します。決して、優しい環境ではありません。日本でもヘルメットは必要です。

では、ヘルメット着用のメリット&デメリットとはどんなものでしょう?

2.スキーヘルメットのメリット&デメリット

今回は、特にこども目線で考えたいと思います。

メリット

  • 頭を守る・・・・これにつきます!
  • あったかい・・・・ニット帽などは隙間ができますが、ヘルメットは完全に寒さからも守ってくれます。耳あてもあるので、耳もあったかいです。
  • 安心感がある・・・・これがあることで、少し勇気を出してレベルアップをしていけます。

デメリット

  • 着脱が面倒・・・・得にあごひもの着脱が難しい
  • 付け心地が悪い・・・・慣れない物をかぶると、不安だったり、不快になります。特に小さいこどもは新しい物に拒絶反応をおこしがちです。
  • 暑い・・・・気温が高くなったゲレンデではヘルメットでは暑いです。
  • 置き場に困る・・・・ニット帽ならたためばいいですが、ヘルメットは置き場所に苦労します…休憩所でも机を占領します。
  • 洗えない・・・・インナーが取り外しでき洗えるものもありますが、面倒です。
  • 選びにくい・・・・サイズがあったり、フィット感が分かりにくいので試着が必要です。そのため店舗に行く必要があります。

なんだか、デメリットの方が多いですね…我が家での解消法やコツを紹介しておきます。

デメリットの解消法&コツ

  • 着脱が面倒・・・・初めはおとなが手助けしました。一度行くと、何度も着脱する事になるので出来るようになります。また、自転車でも自転車用ヘルメット着用させて練習していました。
  • 付け心地が悪い・・・・まずは帽子から慣れさせる。また、普段も自転車用ヘルメット着用させてヘルメット自体に慣れさせておく。きちんと、なぜ必要かを説明する。(まだ、おしゃべりできない年齢でも、おとなの言うことは理解しています。何度も、わかりやすく、根気よく、説明しましょう。)実際、何が不快なのか確認して解消してあげる。(何かが当たって痛くないか、感触がチクチクするのか、など)
  • 暑い・・・・空気穴があるヘルメットでないと難しい問題です。耳あての部分を外すだけでも涼しくなります。汗を吸わすためにバンダナを巻いてからヘルメットをかぶったりもします。やはり、なぜかぶる必要があるのかを理解させることが大事です。
  • 置き場に困る・・・・車内では後部座席の上についている手すりにぶらさげたりしています。休憩所では、テーブルが狭い場合は椅子において浅く座るか、逆さにして床に直接置いています。
  • 洗えない・・・・シーズン終わりに、インナーを全部外して洗います。慣れると早く着脱できます。また、中に薄めのニット帽をかぶったり、市販のインナーキャップを着用して、毎回洗濯しています。
  • 選びにくい・・・・お店に行って試着します。こども用はサイズ調整出来るものが多いですがフィット感は違いますので、試着することをおすすめします。また、お店の人の意見を聞くと違いが分かり参考になります。ただ、最終的にはこどもの好きなもので決めるのがいいと思います。実際にかぶる事が大事なので、機能や値段でおとなが決めて最終的にかぶってくれなくなっては意味がないので。

3.こどもにヘルメットをかぶってもらう有効手段 2つ

①親もヘルメットをかぶる

スノーボードで有名な”ショーン・ホワイト”は、「こども達にヘルメットをかぶってもらうためには、自分がかっこよくかぶって、かっこよく滑らないといけない。」と、必ずヘルメットをかぶるそうです。親もヘルメットを着ける事で、こどもにも「かぶるのが普通」と思ってもらいましょう。

 

②ヘルメットをかぶって、滑っている映像を見る

家庭でスキー・スノーボードの映像を見る際に、できるだけヘルメットをかぶった映像を見ましょう。これも「かぶるのが普通」と思ってもらうためです。

 

日本では、スキー場でのヘルメット着用義務はありませんが、パークに入るのに着用義務があったり、スクールで着用義務があったりと、徐々に規制がされています。パトロールやインストラクターの着用はもちろんのこと、リフトスタッフも着用しているゲレンデも見かけました。こうして、みんなが当たり前になるとバイクでヘルメットをしていない人に違和感を感じるように、スキー場でもヘルメットをかぶるのが当たり前になる日が来るはずです。まずはおとなが、安全に対する意識を高めましょう。

では、さっそくヘルメットを買いに行きましょう!どんなポイントで選べばいい?

 

4.ヘルメットを選ぶ時のポイント

もちろん、「色、デザイン、価格」で、ある程度決まってくると思いますが、それ以外での重要ポイントを、お伝えします。

①サイズ

必ず、試着して確めた方がいいです。欧米ブランドは欧米人にあった頭の形で作っています。アジアンフィットタイプもでていますので試してみてください。こどものヘルメットのフィット感はわかりづらいですが、グラグラしない物で、サイズの微調整が出来るものが良いと思います。また、中に薄いニット帽やインナーキャップをかぶるなら、若干大きめがいいかもしれません。

②ゴーグルとの相性

初めてヘルメットを買う場合、意外と知られてないのがゴーグルとの相性です。まず、お手持ちのゴーグルがヘルメット対応か確認してください。ベルトの長さが短かったり、ヘルメットと合わせるとゴーグルのサイドが浮いてしまったりするのはNGです。また、ゴーグルとヘルメットのカーブの違いでおでこに隙間が出来るのも、雪が入ってきたり、日焼けしたりする原因になります。お店に持ち込んで相性を確認するか、セットで購入するのがベストです。

③インナーや耳あての、取り外しや洗濯可能かどうか

決定的な決め手ではありませんが、出来れば洗濯出来て簡単に洗えるほうがいいですよね。また、春スキーでは耳あてがいらないので、簡単に外せると便利です。

④安全規格

日本ではスキーヘルメットに安全規格はないそうですが、海外の安全規格があれば安心です。アメリカのASTM、ヨーロッパのCEのマークがあれば間違いないでしょう。

 

最終的には、こどもが気に入ったものを購入するのが一番です。サイズがあわなくて、脱げてしまうのは問題ですが、自分の好きな物を身に着けると、テンション上がるのはおとなも同じ…楽しく滑りましょう!

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5.オススメの一品!

 

ここで、いよいよおすすめ一品の紹介です!

スキーヘルメットってゴーグルをセットしてかぶるんですが、こどもにはすごく大変…グローブしたままゴーグルの上げ下げがしづらく、メガネっ子ならなおの事…。そんなこども達におすすめがこれ!

 

2018/1撮影

SALOMON(サロモン)のGROM VISOR(グロムバイザー)KIDSです。

SALOMONホームページ

 

メリット

①ゴーグル装着楽ちん

ヘルメットにゴーグルがセットされていて、ウルトラマン隊員の様に、カポっと上からおろすだけ。それでもって、ゴーグル部分にパットがついているのでスカスカではなく、風が入りにくくなってます。メガネをかけていても、サッと、ゴーグルをおろすだけなのでめんどくささ半減です。

②コストパフォーマンスの良さ

値段は12000円前後ですが、ヘルメット6000円+ゴーグル6000円と、思えばそれほど高くはないと思います。

③メガネでも楽ちん

メガネっ子なら、こども用ゴーグルではメガネが入らなかったり、二重レンズでないと曇りがひどかったり、ゴーグルには気を使いますがこのヘルメットだと顔全面にゴーグルがくるので、メガネもすっぽり入ります。曇りも少ないように思います。(気温が低いとさすがに曇りますが…)メガネが入る大人用の二重レンズを購入する事を考えると、ますますコスパが高いと思います。

④収納などの便利さ

普通はゴーグルと、ヘルメットと、それぞれ保管しないといけませんが、このヘルメットだとそのまま袋に入れて保管するだけなので、荷物が1つ減ります。忘れ物も減るでしょう。

 

デメリット

①転んだ時に雪が詰まる

転んだ時に雪がグシールド内に入ると、簡単に取り出せない…のです。ヘルメットを外してシールドの隙間に指を入れたり、ポンポンたたいたりしないと出せない場合があります。スキーだとそこまで転ぶことは少ないですが、スノーボードだと転びまくるので、そのたびに体制を整えなければいけません。(普通のヘルメットとゴーグルでも同じで、転ぶと吹っ飛んだりしますが…)

 

と、今のところ、デメリットとしてはこのようなことが判明してます。また、何かあれば随時追記します。

ちなみにこちらは我が家の次男、1年生の時の画像です。

まとめ

年に一回しか行かないなら、レンタルでもヘルメットはありますので、事前にゲレンデに問い合わせるのもいいかもしれませんね。年に数回行くのなら、その数回で悲しい思いをしないためにもヘルメット利用を考えてみてください。

みんなが、楽しく安全にスキー・スノーボードを楽しめますように☆彡

 

その他、こちらの記事も参考にしてください!

 

こどものゲレンデデビューは、スキー?スノーボード?

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